JAいちかわ一押しの特産品は梨

 市川市産の梨は2007年8月3日に「市川の梨」と「市川のなし」の地域団体商標登録の認可を受け、全国にその名が知られています。「幸水」「豊水」「新高」「あきづき」がその代表品種です。 
 市川の梨生産は、200年以上の歴史があり、初めて市川市に梨を伝えたのは寺子屋の師匠をしていた八幡の知識人「川上善六」という人でした。 
 不動の産地形成には、生産者のたゆまぬ努力と育種にあります。
 昭和初期、一世を風靡した「石井早生」は市川の農家が育成したものです。この品種は現在人気の「豊水」や「あきづき」の親品種。「石井早生」なくしては「豊水」「あきづき」はありませんでした。 
 先人から受け継ぐ技術を、営農意欲が高い農家が承継。県内屈指の梨産地を形成しています。
 高品質でおいしい梨を次代へ。地域団体商標で産地をさらに発展させてまいります。

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